ブラマンジェが歩んできた長い道のり

ブラマンジェは今でこそ日本でもスイーツとして知られていますが、その歴史は決してデザートとしての位置づけではありませんでした。
そもそもの起源は中東。フランスに伝わったのは7世紀ごろです。当時は砂糖とアーモンドのみで作られていました。
13世紀ごろの記録によると、当時のブラマンジェはお肉や魚・様々な香辛料が使われていたためその薬効から病人の療養食として利用されていました。その形もスープのようなゆるめの液状だったそうです。さらに当時高額だった砂糖が使用されていたため、一部の上流階級しか食べられませんでした。
その後、現在の形である牛乳を使用するようになったのは17世紀に入ってから。まだお肉を使用した料理の一種でしたが、この頃からゼラチンなどで固めて食べられるようになりました。見た目は現在のブラマンジェにだいぶ近くなりましたが、スイーツとして食されるようになるには、更に200年の時間を要します。19世紀に入ってやっと、チョコレートやバニラなどが使われるスイーツとして確立されました。
以上を踏まえると、ブラマンジェが今のようなスイーツになってから、まだ200年しかたっていないのですね。7世紀の起源から考えると、ずいぶんと長い道のりです。ブラマンジェを食べる際には、是非その果てしない歴史を想像してみて下さい。

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